2008年8月23日土曜日

猫。

エサをあげているわけでもないのに頻繁に遊びにくる猫。雨が降ると玄関のドアの前で待っている。猫は好きだけど、猫アレルギーなのでごめんなさい。部屋には入れてあげれません。Pet fee払ってないし。ちょっとだけ遊んであげるから。
ベランダの網戸、壊さないでね。その辺ウロウロしてアルマジロみたいに轢かれないでね。

ご飯。

渡米後2度目の週末。隣町に足を伸ばしてみた。といっても住んでいる所が隣町との境界近くなのであっという間。そこで、日本食材屋発見。日本人が始めた店らしい。でも店員はアメリカ人だった。
そして、米を見つけた。日本ではありえないくらい安い。日本米?と思ったら、カリフォルニア米。なぜ、「ひとめぼれ」?
炊飯器も日本の半額以下のものをスーパーで買って炊いてみた。
100点満点とは言えないが、近所のレストランで食べるライスよりずっとおいしい。他にも味噌とか麺類が売っていたが米以外はみんな日本で買うよりずっと高い。聞いてはいたけど、こちらでは日本食は贅沢品です。

2008年8月22日金曜日

音。

アパートにある小屋。ここでのんびり出来ます。
そこできれいな青いトンボさんを見つけた。ここでは昼間はセミが鳴き、夕方になるといつの間にか鈴虫、コオロギ、カエルの鳴き声に変わり、朝には小鳥の声で目が覚めます。人工物の音がほとんどしない。毎日キャンプをしているようです。私は田舎育ちだけど、ここまで文明から隔離された環境は初めて。

プロダクトショー。

このようにいろんな試薬やら機材の会社がきてプロダクトショーが頻繁に行われているそうです。
フリーで食べ物が頂けます。やはりこちらの人はよく食べる。あっという間に皿の上のものがなくなり、すぐに追加される。「あなたは細いんだからもっと食べなさいよ」と言われたけど、ここの人達の体型には絶対なりたくない。

2008年8月21日木曜日

研究室。

私の部屋とデスク。なぜかデスクを二つくれた。
この時期ラボには人があまりいない。ちゃんと仕事をしているのでしょうか?
オーダーした試薬が届くまで何も出来ないのでとりあえずチップでもつめてみました。こんなことテクニシャンに頼めばやってくれるのだろうけど、なんせ人が見当たらないので。私が日本にいたときにこれをやってくれていたテクニシャンの”女王様”、お世話になりました。

2008年8月19日火曜日

アメリカの田舎

大きな買い物や契約をするとき、たくさんサインをさせられる。
なんだかだまされているのではと不安になることもあるが、先輩日本人曰く
「ここに住んでいる人はだますほど賢くないから。」
確かに、とても先進国とは思えない一面もある。
日本に住んでいて何となくテレビで見るアメリカとはほど遠いド田舎。
でも、これがアメリカの大部分の都市の状況らしいです。日本で得られるアメリカの姿は氷山の一角なのでしょう。
しかし、こんな田舎でも人々のエネルギーが満ちあふれている。
何でも霞ヶ関のおっさん達が押し進める日本と違い、地方自治がしっかりしているからであろう。
頑張れ日本の地方都市。

引っ越し。

引っ越し完了。

その後、アパート探ししていたときに、なついてきた野良?猫が2階の我が家のベランダまで挨拶に来ました。ペットまで最初からついているアパートです。でも、私は猫アレルギー持ちなので長時間遊んでいると大変なことになる。

2008年8月18日月曜日

中古車


土曜日の午前中に三菱ディーラーを発見。中古車を探していると伝え、予算を伝えると何台か紹介してくれた。
気に入ったものが見つかって「これがいい」と伝えたがその日はとりあえず、保険の手続きなんかもまだだったので保留とした。
で、やっぱりキープだけでもしておいてもらおうと翌日日曜日に行くとclosed..........こちらでは本当に日曜日はあらゆるものがストップします。
そして月曜日。ディーラーに行くと「土曜日にあんたが来た直後に売れちゃった」と…。やっぱりキープしときゃ良かった。
で、「他にないの?」と聴くとしばらくして「これはどうだ」とセールスマンが乗ってきたのはなんか見覚えのある車。Jeepである。
私が日本で乗っていたJeepなのだ。型式は違うものの、なじみの車。これに決まり。
壊れないことを祈りつつ「2-3年は大丈夫だろうな!?」と聴いてみたりして商談成立。ちょっと値切ってみた。
が、それからがまたアメリカの洗礼である。
午後からは他の日本人妻と一緒に行動してもらっていた妻を迎えにいかなきゃならないのに、保険のオフィスに連れて行かれ、
そこでは保険屋さんは現金を受け取らず、「マネーオーダー(小切手)」しか受け取らないから作ってこいと言われ、三菱セールスマンに連れられマネーオーダーを作りにいってと......とにかく日本のようにスムーズにことが進まない。何かの手続きをやると、たいていのことが一日がかりになる。
日本人って本当に優秀ですね。

アルマジロ

週末に入って、何もことが進まないので気晴らしにドライブしてみた。すると、道路のあちこちにアルマジロの死体が転がっている。
日本でもキツネやらタヌキやら野良ネコなどが道路に飛び出してくることはよくあるけれど、これほどまでに死体となって転がっていることはない。
私の推測では、キツネさん達は危険が迫ると逃げるけれど、アルマジロさんは危険が迫ると、その場で丸くなって防御するから結局、アルマジロの鎧などものともしない車にひかれてそこらに転がっているのでしょう。

年齢

アメリカでは年齢を伺うのはタブーとされている……はず。なのに私はよく年齢を聴かれる。なんでだろう?
欧米の人にとって東洋人は見た目では年齢がわかりづらいそうですが、同じ東洋人にすら年齢を聴かれた。

2008年8月17日日曜日

アパート その2


渡米二日目。先輩の助けもあり、職場の名前と身分を照会出来るものを見せると受け入れてくれるアパートが見つかった。森と湖に囲まれた絶景。プール、テニスコート、バスケットコート完備。早速契約したものの、入居がすぐに出来ない。おまけに週末に入ってしまって週明けまではホテル暮らし。まったくアメリカの事務職員は手続きがとても遅い。この日に出来たのは銀行の開設、SSNの手続き(SSNがもらえるのは4週間後)、職場に出入りする為のIDカードの作成。で、アメリカの田舎では何も動かない週末に突入。まったくアメリカ人は…。

アパート その1

渡米翌日、既にこちらで研究している人達に連れられ職場に向かったが、事務手続きをしてくれるビジネスマネージャーが不在で職場での手続きは全くできません。
おまけにボスはバケーションで来月まで帰ってこないし。とりあえず一緒に仕事をすることになる中国人のスタッフとちょっと打ち合わせ。日本では中国にまつわるいろいろがあって中国人に対してはちょっと抵抗があったのだが、話してみるととてもいい人。年齢が自分の母親より少し若いくらいの女性。お互いの名前を漢字で教え合い、今更ながら、自分の苗字と名前をあわせると自分の故郷の情景にピッタリとマッチする意味になることがわかった。両親はねらってつけたのであろうか?
ただ好きな漢字を並べただけと聞いていたが。
結局、職場では何も出来ないので、日本人先輩につれられアパート探し。しかし、新学期シーズンのためがほとんど埋まっており、なかなかアパートが見つからない。ようやく見つかってもSocial Security Numberがないからと断られてまいった。妻も機嫌が悪くなっていくし、ホテルの宿泊は延長しなくてはならないし。

ホテル

移動が辛いためか、それとも渡米直前に家族と楽しく過ごせたせいか、地元がなつかしく思えた。移動距離と家族への思いは比例するもの。なーんてノスタルジックになっているのもつかの間。ホテルではWire less internetが使える為、Skypeを使ってみた。何のことはない、私の家族とも妻の家族ともまるでそばにいるかのようにコンタクトをとれる。おまけに日本のテレビ番組をインターネット経由で見れるようにしてきたので、日本のテレビ番組も普通に見れるし。最近のITってすばらしい。手紙と電話くらいしか連絡手段のない時代に留学した人はさぞかし大変だったのでしょう。

アメリカの洗礼

渡米前の2週間足らずの準備期間、引っ越しの準備が忙しかったが、久々の家族とのゆったりした生活、実に充実したひとときであった。
そして、いよいよ待ちに待った渡米。朝一のフライトの為、家族と一緒にほぼ夜中から車で移動し空港に到着。ようやく少しだけ歩き始めた1歳になったばかりの甥っ子が私のスーツケースを押しながら歩く姿が印象深い。暖かい家族に見送られたが、あまり長話をするとお互いに辛くなるのであっさりゲートをくぐってみた。
何度か経験済みだが、日本からアメリカへのロングフライトはかなりきつい。実家を出発してから丸一日ようやく目的地に到着。現地で世話をしてくれる日本人が暖かく迎えてくれたが、いきなり問題発生。空港で預けた荷物が到着していない。結局、その日のうちにホテルに届けてくれたが、いきなりアホなアメリカ人の洗礼を受けてしまった。